※記事内容は取材当時のものです。現在のサービスと異なる場合がございます。
これまでに700組以上の結婚式をサポートしてきたザ・ハウス・オブ・リンドマール。どの季節に訪れても、常緑樹や花々が出迎えてくれる。
北九州市八幡西区「黒崎」にある、レストランウェディングも行える洋風創作料理のレストラン。駅から少し離れた閑静な住宅街の中に佇む、沢山の緑に囲まれた端正な外観の施設。
レストランだけでなく、貸し切りでのレストランウェディング、パーティ、1.5次会、結婚式の二次会、歓送迎会や、会社行事などのイベントでも活用できる場所。
近年結婚式の形として増加中の、お身内や親しいご友人中心のお食事会・フォトウエディングにも対応。時代のニーズに合わせ、お客様の人生において心に残る記念日を彩る事業を多岐にわたり展開中。
レストランは、美味しいお料理と、寄り添ったサービス、気兼ねなく落ち着ける心地よい空間。店内には、またここに帰ってきたくなるような、温かな空気が流れています。
レストランでのランチメニューは2,100円(税込)~
―ど冷えもん設置の背景について教えてください。
元々自販機に興味がありました!当初、自販機では冷凍ではなくチルド(冷蔵)の予定で考えていたんです。とはいえ、それが商売として目途が立つイメージがなかなか沸かなくて…。
コロナになって、レストランの営業ができず、事業再構築補助金を出すことに。そこで考えていたチルドでの販売を「冷凍」にする構想を出しました。
展開を取ろうとしたときに、丁度ど冷えもんの値段や補助金の情報が入ってきたんです。価格的にリスクがないので、実施する価値はあると思ったのが始まりです!
楽天でデイリーランキング1位獲得のハンバーグ。九州の県産牛をふんだんに使用。柔らかな生地から肉汁が溢れ出ます。
―ど冷えもんではどんな商品を販売していますか?
ハンバーグ、パスタ、スイーツ(ガトーショコラ)です。
通販もやっていて、ハンバーグは楽天で販売しているのと同じものです。九州の和牛を独自の配合で合わせ、オリジナルソースとセットで販売しています。
湯銭で温めていお召し上がりいただけるもの。
ハンバーグ、ソース、スープも付いたセットもあるので、あとは白いご飯だけご用意いただければ、お夕食になるかなと!
楽天デイリーランキング1位獲得の文字が入った赤いノボリが遠くからでも目を惹きます。
―ど冷えもんでは実際にどんな商品が売れていますか?
ハンバーグ、カレー、デザート、パスタソース。中でもハンバーグが主力で、ハンバーグが自販機にあるとないとでは、売上がかなり違ってきます!
【販売内容】
1セットにハンバーグ(ソース付き)3セット
1,500円(税込)
逆にお店はと言うと…テイクアウトはハンバーグはあまり注文が入らないんです。不思議と!(なので、ロコモコ風にしてみたり)
今後の課題としては、商品の差別化です。ブランド牛を使ったり、ソースを変えるなど改善していきたいです!
―購入層、時間帯は?
店舗は駅から離れた場所にある為、徒歩で来られる近所の方ばかりに買っていただいている印象。女性、家族連れが多い。若い人は少ないかもしれません。
レストランとしては、ランチもディナーもコースでのご用意で、少し敷居が高めなのかなと。近所の人がちょくちょく食べには来ないけど、「自販機では買う」という方は結構数いらっしゃいます!
自販機だけの新規顧客とリピーターを獲得していると感じています。
時間帯は夜が多いです。補充してから帰るので、朝確認すると一晩で売り切れになっているケースもよくあって!
なので、朝の在庫確認は欠かせません!
レトルトとはひと味違う。食材の味わいが詰まったパスタソース。湯銭で食べられる麺とのセットが好評。
―どんな商品が売れませんでしたか?
金額が高めの2,200円の牛のワイン煮込みです。(スタッフからも味は好評なものなんですが…!)
単価が高いものは売れていないと感じています。具体的には、1個あたり2,000円を超すもの。
商材で言うと、高級感があるものはあまり反応が良くありません。
不思議なのは、パスタ。麺だけ、ソースだけで別々にして500円で販売した時は売れませんでした。「ワンコインなら買いやすいだろう」というアタリだったのですが(笑)
麺とソースをセットにしたら売れたので、価格が安ければいいという訳ではないんだなと!
多分、うちの場合はお子様連れが買うケースが多いのかなと思っているので、美味しさは勿論のこと、セット商品で「お夕飯楽できちゃった!」というメリットもあるものが良いのかなと見ています。
明るい外壁の店舗。店舗前駐車場に設置しているど冷えもん。両側には販促用のノボリを設置。
―ど冷えもん設置により効果があったことは?
withコロナの流れの中で、これまでと違う活路として展開し、売上にも繋がっています。ど冷えもんは固定費が少ないことも大きいです!
今後、手軽に利用できる自販機で美味しさを知ってもらい、記念日に食べに来ていただけたりしたら嬉しいです。
今後は駅に設置するといった展開ができるといいなと思っています!
高級感あるパッケージを採用している通販用のハンバーグ。
―ど冷えもんに欲しかった機能や改善点(不便なところ)はありますか?
容器が限られているので、それに合わせて商品開発するのが大変でした。通販用の梱包がそのまま使えませんでしたので…。
パッケージが店舗のイメージと異なっているので、その点も工夫が必要でした。中に入れるお召し上がり方の用紙を工夫して、店舗のイメージを崩さないようにするなど試行錯誤しました。
―ど冷えもん導入にCqreeを選んだ理由・要望を教えてください。
もともとCqreeとは『結膳(ゆいぜん)』、『ハコシェフ』でお付き合いがあったことと、提案をしてもらえたことからお願いすることにしました。
全部整った条件を提案してもらい、分かりやすかったのも決め手です。
要望としては、設置場所の提案をしてもらえると嬉しいです!
今後、ど冷えもんは文化になることも考えられるので、駅や繁華街、人の往来が多い場所に設置されるようになるのではないかと。
「ここに行くとこの自販機でこの商品が買える」という意識づけができるようになると、もっと広がるのではないかと思っています。
Cqreeさん、今後その辺のことお願いします!
徳丸様、お話お聞かせくださりありがとうございました!
今後も新商品の開発を行い、ど冷えもんのラインナップも変えていかれるそうです。
お近くにお越しの際は、ザ・ハウス・オブ・リンドマールの自動販売機にお立ち寄りください!